スポーツ障害肩(野球肩・テニス肩・水泳肩)

 野球・テニス・水泳・バレーボールなどのスポーツでは、肩の痛みで困っている方が少なくありません。それは、これらのスポーツでは肩を頻繁に使うことと、オーバーヘッドモーション(腕を高く挙げる動作)やテイクバック動作(腕を後ろに引く動作)など、プレー中に肩の可動範囲を広く要求されるためです。
しかし、同じようにプレーをしていても肩を痛める人と痛めない人がいます。
それはどうしてでしょうか?
 スポーツ障害肩を理解して頂くために少しだけカラダの作りについてもお話ししておきたいと思います。

 野球肩・テニス肩・水泳肩が起こる肩関節は、上腕骨(二の腕の骨)と肩甲骨の臼蓋(受け皿部分)からできています。そしてその周りを靭帯や筋肉が取り囲んでいます。
スポーツ障害肩ではこの部分が障害を受けるわけです。肩関節はその構造上、非常に大きな動きが可能です(肘は曲げ伸ばししかできませんが、肩はいろいろな方向に回せます)。
 しかし大きく動かせるということは、それだけ周りの筋肉や靭帯などで頑張って動きを制御しなければならないということです。 スポーツ障害肩の場合、関節の自由度の高さに周りの組織が耐えられなくなって障害が起こってしまいます。

shoulder
肩の表面の筋肉を除いて前方から見た図。多くの靭帯、腱、筋肉などが存在する。野球肩・テニス肩・水泳肩などのスポーツ障害肩では、こういった組織に病変が生じる。

 また、肩全体の動きとして考慮しなければならないのが、体幹・下肢からの影響です。私たちがバンザイをするときに、背すじをピンと伸ばしている時と丸まっている時と、どちらが腕を挙げやすいでしょうか?明らかに背すじを伸ばした方ですね。腕を挙げようとすればするほど、 体幹の可動性も大きく影響してきます。
 野球・テニス・水泳など、いづれのスポーツにしても腕をまっすぐ挙げるだけでなく、更に横に開く、ねじるなどが複合した動きが必要になりますから、いかに体幹・下肢が影響するかは想像できますね。
 スポーツ障害肩を有する方では、肩の柔軟性はもちろんですが、体幹・下半身の柔軟性が低下している方が多く見られます。

 スポーツ障害肩といっても、病態としてはさまざまなものがあります。以下に代表的なものを挙げます。
腱板炎・上方関節唇損傷・インピンジメント症候群・上腕二頭筋長頭腱炎 など

治療

 野球肩・テニス肩・水泳肩の治療において、即手術となることは稀で、まずはストレッチを中心とした専門的コンディショニングで経過を追っていき、MRIなどの画像上明らかな組織の損傷があって、それがスポーツパフォーマンスにも影響してしまう場合には手術となります。
 すでに述べたように、野球肩・テニス肩・水泳肩になっている方の場合、肩関節のみではなく、体幹・下半身の柔軟性の低下が必ずと言っていいほどあります。したがって、全身的なコンディショニングを行わなければ根本的な原因が変わらないため、一度痛みが無くなっても、再発する場合があります。

スポーツドック福岡では

 カラダの不調でお困りの方で問題となりやすいのは柔軟性の低下や姿勢・動作パターンの悪さです。
スポーツドック福岡では予防的観点からカラダの問題点を改善するコンディショニングをご提供します。

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