短距離でうまく加速するには?

昨日は、マラソンランナーの方と中学野球部の選手がランニングフォーム指導を受けにご来室。

ランナーさんは自己流だったフォームを修正したいとのことでした。

中学生は、お母さんから見ても走り方が気になり、本人も足が遅いと自覚しており、もっと足が速くなりたい!とのことでした。

種目は全く違いますが、どちらも共通しているのは「走る」ということ(笑)

いつもランナーさんについて書くことが多いので、今回は中学野球部の選手に行ったフォーム指導について書きたいと思います。

試合中に走っている動画を見せてもらったところ、体が前のめりで背中がのけ反り、地面に力を伝えきれていませんでした。

では何をポイントとするか?

まず、野球という競技の環境を考えてみましょう。

野球の塁間は27.4m。

盗塁であればリードやスライディングを差し引いて、実際に走るのは22~23m程でしょうか。

走り始めたと思ったらすぐにゴールです。

そういった状況なだけに、重要となるのは「いかに速く加速するか」です。

そのためには体に適切なポジションをとらせて、

地面に適切に力を伝え、

地面からの反力を推進力に繋げる。

これがポイントです。

では、このポイントを抑えるために

「この選手にとって何が必要なのか?」

を考えながら指導させてもらいました。

下の画像は、指導前後のものです。
どちらもスタートから3~4m地点での状態です。
その地点では、どちらの体勢の方が好ましいでしょうか?

答えはこのイチローの盗塁を見るとお分かり頂けるかと思います。
(14秒あたりからご覧ください)

スタート直後の静止画がこちら。

というわけで、スタート直後に好ましいのは左の画像のポジション。
左が指導後で、イチローのスタート直後とも似たポジションになっていますね。

右側のポジションでは、カラダが起き上がっているために地面を強く押し出せず、地面からの反力を十分に推進力にすることも出来ません。(蹴りだす方向とカラダのポジショニングの問題です。)

選手本人も指導を進めていくにつれて加速のしやすさを実感していたようで、笑顔が出ていました(^^)

短距離を走るといっても、野球の盗塁なのか、100m走なのか、バスケットやサッカーなどの多方向へのアジリティ(敏捷性)が要求されるのかなど、種目、そして局面によって必要な動きが変わってきます。

スポーツドック福岡では、カラダと動きのプロフェッショナルとして皆さんの「適切な動き」を引き出していきます!

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